ゲームプログラマがゲームを開発する魅力

テレビゲームやPCゲームだけでなく、今やスマートフォンでもゲームが手軽にできる時代となりました。多くの人に馴染み深いコンテンツになりつつあるゲームですが、ただプレイするだけではなく、自分自身で作ってみたいと考える方も多いのではないでしょうか。ゲームを作る仕事として代表的なのがゲームプログラマですが、実際どのような仕事を行っているのでしょうか。今回はゲーム開発における魅力や醍醐味をゲームプログラマの視点でみていきましょう。

ゲームプログラマの主な業務内容は、名前の通りプログラミングです。ゲームの設計書に応じてプログラミングで処理を実装していきますが、複雑なゲームであればあるほどプログラミングの高度な技術が必要になり、何度もプロジェクトメンバーと打ち合わせながら作業を進める必要があります。また、実装後はデバッグ作業で不具合の修正を行わなければなりませんが、通常のシステムと違ってゲームはさまざまな操作パターンが考えられるため、デバッグのボリュームも膨大です。作業自体は専門のデバッガーを雇って行う場合もありますが、修正自体を行うことになるのはゲームプログラマです。

仕事内容だけ見るとゲームプログラマは非常に多忙ではありますが、これらの苦難を乗り越えて一つのゲームが完成した時の達成感は非常に大きいでしょう。ゲームの製作スタッフの一覧に自身の名前が載ることがあれば、知り合いにも自慢したくなります。すばらしいゲームを作れれば世間の評価も高まるため、さらなるモチベーションの向上にもつながるでしょう。